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稼げる資格

稼げる資格ランキング|独占業務と難易度スコアで測る10資格

稼げる資格ランキング|独占業務と難易度スコアで測る10資格
このページのまとめ

出典をたどれない「平均年収○○万円」は使いません。法律上の独占業務・設置義務という制度の構造と、合格率・勉強時間から算出した難易度スコアで「稼げる可能性」を測ります。年収の確認先には厚生労働省の公的統計を案内します。

「稼げる資格」と検索すると、平均年収の一覧が並んだページがいくつも見つかります。ただ、その数字の多くは出典をたどれません。当サイトは出典を確認できた数値しか載せない方針のため、このページに年収の具体額は書いていません。

代わりに、確認できるデータで「稼げる可能性」を測ります。ひとつは制度の構造。法律で「この資格がないとできない仕事(独占業務)」や「事業所への設置義務」が決まっている資格は、資格そのものが求人の条件になります。もうひとつは取得コスト。合格率・勉強時間・受験料は、主催団体の公式発表と出典つきの公表値で比較できます。

「稼げる」をどう測るか

軸1: 独占業務・設置義務があるか

社労士による労働・社会保険手続きの代行、行政書士による官公署提出書類の作成、宅建士による重要事項説明。これらは法律で有資格者に限定された業務です。管理業務主任者のように事業者への設置が義務づけられた資格も、需要が制度に支えられています。

軸2: 希少性の目安としての難易度スコア

合格率・勉強時間・受験資格から当サイトが算出した難易度スコア(算出式は全公開)が高いほど、合格のハードルは高く、保有者は限られます。ただし「スコアが高い=稼げる」ではありません。収入は職場と働き方で決まります。スコアはあくまで希少性の目安です。

軸3: 取得コスト

勉強時間と受験料です。社労士は目安800〜1,000時間(TAC公表値)、簿記2級は350〜500時間(ユーキャン公表値・初学者の場合)。投じる時間で何を得たいのか、先に見積もっておくと選び間違いが減ります。

ランキング: 難易度スコア順の10資格

仕事に直結する制度上の強みを持つ10資格を、難易度スコアの高い順に並べました。

資格名 難易度スコア 合格率(直近平均) 勉強時間の目安 受験料
社労士 76.0 6.3% 800〜1,000時間 15,000円
マン管 63.9 11.8% 500〜700時間 9,400円
行政書士 63.7 13.8% 500〜1,000時間 10,400円
診断士 59.1 26.9% 約1,000時間 17,200円
宅建 59.0 18.2% 300〜400時間 8,200円
簿記2級 58.8 20.3% 350〜500時間 5,500円
保育士 58.6 27.7% ※算出値 90〜150時間 12,700円
管業 57.3 20.9% 約300時間 8,900円
FP2級 53.2 44.8% 150〜300時間 11,700円
登録販売者 45.7 44.9% 200〜300時間 都道府県により異なる

難易度スコアは、合格率・勉強時間・受験資格の3要素から当サイトが算出している独自指標です(算出式を全公開)。合格率は主催団体公表値の直近平均(FP2級・3級は日本FP協会・きんざい×学科・実技の平均)、受験料は主催団体公表の現行額。税・手数料などの条件と出典URLは、各資格の個別ページ末尾「参考・出典」にすべて掲載しています。

勉強時間の目安の出典: 社労士=TAC、マン管=スタディング、行政書士=ユーキャン、診断士=アガルートアカデミー、宅建=アガルートアカデミー、簿記2級=ユーキャン、保育士=アガルートアカデミー、管業=TAC、FP2級=ユーキャン、登録販売者=スタディング(いずれも予備校・通信講座の公表値。前提条件つきの目安は各資格ページ参照)。

受験料の補足がふたつ。中小企業診断士の17,200円は第1次試験のみの額で、第2次試験の手数料は別途かかります(中小企業診断士協会連合会・令和8年度改定後)。FP2級は学科・実技の合計額です(日本FP協会・きんざい共通)。

各資格の「制度上の強み」

社労士: 手続き代行の独占業務

労働・社会保険の手続き代行は社労士の独占業務です。合格率は令和7年度5.5%(厚生労働省公表)と、この10資格でいちばんの狭き門。学歴・実務経験などの受験資格もあるため、挑む前に要件の確認が要ります。

マンション管理士・管理業務主任者: マンション管理の両輪

管理業務主任者はマンション管理会社への設置が義務づけられ、管理委託契約の重要事項説明などが独占業務です。マンション管理士は管理組合側に立つ名称独占資格で、合格率は令和7年度11.0%(マンション管理センター公表)。学習範囲が重なるため、併願という選択肢もあります。

行政書士: 独立開業型の代表格

官公署に提出する書類の作成が独占業務です。勉強時間の目安は500〜1,000時間(ユーキャン公表値)。事務所を構えて開業する働き方と結びつきやすい資格です。

中小企業診断士: 経営コンサルティングの国家資格

第1次試験のあとに第2次試験が控える二段構えで、令和7年度の第2次筆記は合格率17.6%(中小企業診断士協会連合会公表)。1次・2次合計の勉強時間の目安は約1,000時間(アガルートアカデミー公表値)です。

宅建: 設置義務に支えられた定番

重要事項説明などが宅建士の独占業務で、宅建業者の事務所には宅建士の設置が義務づけられています。不動産業界で有資格者がつねに必要とされる構造は、この制度に由来します。

簿記2級・FP2級・保育士・登録販売者: 実務直結型

簿記2級に独占業務はありませんが、経理実務の共通言語として企業の評価対象になりやすい資格です。保育士は児童福祉法に基づく国家資格で、保育士として働くには資格と登録が必要(受験資格に学歴または実務経験の要件あり)。登録販売者は一般用医薬品(第2類・第3類)の販売に必要な専門資格で、ドラッグストアなどの店舗運営に組み込まれています。FP2級は独占業務こそないものの、金融・保険・不動産の実務知識の証明として使われ、受検には3級合格などの要件があります。

年収データはどこで確認するか

このページで年収に触れないのは、資格別の収入を信頼できる形で示せる一次統計を、当サイトがまだ出典つきで整理できていないためです。職種ごとの賃金を調べるなら、次の公的データが無料で使えます。

あわせて、実際の求人票の給与欄を見るのが、住んでいる地域と働き方まで含めた相場を知るいちばんの近道です。

取得コストの見積もりから始める

回収の計算は、投資額が分かってからの話です。1日に使える勉強時間から合格予定日を逆算する勉強時間シミュレーターと、全資格をスコア・受験料で並べ替えられる資格難易度ランキングを入り口にどうぞ。

関連ガイド

#稼げる資格 #独占業務 #難易度スコア

よくある質問

結局、いちばん稼げる資格はどれですか。

一つに絞れる統計はありません。収入は資格そのものより、働く場所・業務内容・経験で決まります。このページは、法律上の独占業務や設置義務という制度の強みと、取得コスト(合格率・勉強時間・受験料)を見比べる材料としてまとめています。

資格ごとの年収の目安はどこで調べられますか。

厚生労働省「賃金構造基本統計調査」と、同省の職業情報提供サイトjob tagで、職種別の賃金データを無料で確認できます。あわせて、実際の求人票の給与欄を見るのが、地域や働き方まで含めた相場を知る近道です。

難易度スコアが高いほど稼げるのですか。

いいえ。難易度スコアは合格率・勉強時間・受験資格から当サイトが算出した「取得の難しさ」の指標で、収入を予測する数字ではありません。ハードルの高さは保有者の少なさの目安にはなりますが、稼げるかどうかは別の問題として確かめてください。

独学でも狙えますか。

このページの10資格のうち、社労士・FP2級・保育士以外は受験資格の制限がなく、独学でも受験までたどり着けます。学習量の見積もりには各資格ページの勉強時間の目安(出典つき)と勉強時間シミュレーターが使えます。

出典

  1. 厚生労働省「第57回社会保険労務士試験の合格者発表」
  2. TAC「社労士の勉強時間」
  3. マンション管理センター「令和7年度マンション管理士試験結果」
  4. ユーキャン「行政書士の勉強時間」
  5. アガルートアカデミー「中小企業診断士の勉強時間」
  6. 中小企業診断士協会連合会「令和7年度第2次試験統計資料」
  7. 中小企業診断士協会連合会「令和8年度第1次試験について」
  8. ユーキャン「簿記2級の勉強時間」
  9. 厚生労働省「賃金構造基本統計調査」(年収の確認先)
  10. 職業情報提供サイトjob tag(厚生労働省)(年収の確認先)