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資格のものさし

独学で取れる資格

独学で取れる資格まとめ|受験資格なしの11資格を合格率・勉強時間で比較

独学で取れる資格まとめ|受験資格なしの11資格を合格率・勉強時間で比較
このページのまとめ

受験資格の制限がなく、思い立った日から独学を始められる11資格を比較します。合格率は主催団体の公式発表、勉強時間は出典つきの公表値のみ。80時間台のFP3級から約1,000時間の中小企業診断士まで、独学のハードルをデータで測れます。

「独学で取れる資格」を探すとき、頼りになるのは体験談よりデータです。受験資格の制限がないか。勉強時間の目安はどのくらいか。試験日は自分で選べるか。この3つが分かれば、講座を申し込まなくても、市販のテキストと過去問で挑戦する計画が立ちます。

このページでは、当サイトが収録する14資格のうち、受験資格の制限がなく誰でも受験できる11資格を比較します。数値はすべて主催団体の公式発表と、出典を確認できた公表値から引いています。

独学しやすさを測る3つの軸

軸1: 受験資格の壁がないか

学歴・実務経験・前提資格が要らない試験は、思い立った日から勉強を始められます。ここで比較する11資格はすべて「誰でも受験可」です。

逆に、社労士(学歴・実務経験・他の国家試験合格のいずれかが必要)、FP2級(3級合格など)、保育士(学歴要件または実務経験)は前提条件があるため、この表からは外しました。なお中小企業診断士は第1次試験こそ誰でも受験できますが、資格取得には第1次合格を前提とする第2次試験まで通す必要があります。

軸2: 勉強時間の目安

独学の成否は、学習量の見積もりで決まる部分が大きいもの。当サイトは予備校・通信講座が公表している目安だけを出典つきで載せています。短い側はFP3級の80〜150時間(ユーキャン公表値)、長い側は中小企業診断士の約1,000時間(アガルートアカデミー公表値・1次2次合計)。同じ「独学できる資格」でも、必要な時間は10倍近く開きます。

軸3: 試験日を選べるか

CBT方式で通年実施されている試験(ITパスポート・基本情報技術者・FP3級・簿記のネット試験)は、仕上がった時期に合わせて受験日を決められます。年1回の試験(宅建・行政書士・マンション管理士・管理業務主任者)は、不合格だと次の機会が1年後。独学で挑むなら、このリスク差は先に見ておきたいところです。

受験資格なしの11資格・比較表

勉強時間の目安が短い順に並べています。資格名から個別データベースページへ移動できます。

資格名 難易度スコア 合格率(直近平均) 勉強時間の目安 受験料
FP3級 32.0 68.5% 80〜150時間 8,000円
簿記3級 46.7 36.8% 100〜150時間 3,300円
ITパスポート 41.4 49.3% 100〜180時間 7,500円
基本情報 45.7 42.1% 150〜200時間 7,500円
登録販売者 45.7 44.9% 200〜300時間 都道府県により異なる
管業 57.3 20.9% 約300時間 8,900円
宅建 59.0 18.2% 300〜400時間 8,200円
簿記2級 58.8 20.3% 350〜500時間 5,500円
マン管 63.9 11.8% 500〜700時間 9,400円
行政書士 63.7 13.8% 500〜1,000時間 10,400円
診断士 59.1 26.9% 約1,000時間 17,200円

難易度スコアは、合格率・勉強時間・受験資格の3要素から当サイトが算出している独自指標です(算出式を全公開)。合格率は主催団体公表値の直近平均(FP2級・3級は日本FP協会・きんざい×学科・実技の平均)、受験料は主催団体公表の現行額。税・手数料などの条件と出典URLは、各資格の個別ページ末尾「参考・出典」にすべて掲載しています。

勉強時間の目安の出典: FP3級=ユーキャン、簿記3級=スタディング、ITパスポート=スタディング、基本情報=フォーサイト、登録販売者=スタディング、管業=TAC、宅建=アガルートアカデミー、簿記2級=ユーキャン、マン管=スタディング、行政書士=ユーキャン、診断士=アガルートアカデミー(いずれも予備校・通信講座の公表値。前提条件つきの目安は各資格ページ参照)。

収録している全資格をスコア順・受験料順に並べ替えたいときは、資格難易度ランキングをどうぞ。

タイプ別に見る

100〜200時間クラス: まず1つ取るなら

FP3級・簿記3級・ITパスポート・基本情報技術者。いずれも受験資格なしで、CBT方式なら通年受験できます。

FP3級は実施団体で合格率が大きく違い、日本FP協会は8割台、きんざいは5割前後で推移しています(両団体公表値)。合格すれば同じ「FP技能士」なので、数字の差には受験者層の違いも含まれます。単純な難易度差とは限りません。

200〜500時間クラス: 仕事の武器にするなら

登録販売者・管理業務主任者・宅建・簿記2級。簿記2級は統一試験(ペーパー)の直近合格率が15.1%(第172回・日本商工会議所公表)だった一方、ネット試験は2025年度で32.9%(同)と、試験方式による差が大きい試験です。宅建は年1回・10月の一発勝負(不動産適正取引推進機構)。登録販売者は受験料と試験日程が都道府県ごとに異なるため、住んでいる県の受験案内の確認から始めてください(厚生労働省・各都道府県)。

500時間超クラス: 長期戦を覚悟するなら

行政書士・マンション管理士・中小企業診断士。行政書士の勉強時間の目安は500〜1,000時間(ユーキャン公表値)、マンション管理士の合格率は令和7年度11.0%(マンション管理センター公表)。この帯になると、独学は「できるかどうか」より「1年近くペースを保てるかどうか」の勝負になります。

計画は合格予定日から逆算する

1日に確保できる勉強時間を入力すると合格予定日を逆算できる勉強時間シミュレーターを用意しています。出典つきの勉強時間の目安と自分のペースを掛け合わせて、始める前に完走までの距離を測ってみてください。

関連ガイド

#独学 #勉強時間 #受験資格

よくある質問

独学と通信講座は、どちらを選ぶのがよいですか。

学習の前提知識や生活リズムで変わるため、一律の正解はありません。判断材料になるのは勉強時間の目安です。当サイトは予備校・通信講座の公表値を出典つきで各資格ページに載せているので、自分が確保できる時間と見比べてから決めることをおすすめします。

独学で始めやすい資格はどれですか。

受験資格の制限がなく、勉強時間の目安が短い資格ほど始めやすい傾向があります。当サイトの収録データでは、FP3級(80〜150時間・ユーキャン公表値)や簿記3級(100〜150時間・スタディング公表値)が短い部類です。ただし目安には個人差があり、合格を約束するものではありません。

社労士やFP2級も独学で受験できますか。

勉強方法としての独学は可能ですが、受験資格が設けられています。社労士は学歴・実務経験・他の国家試験合格のいずれか、FP2級は3級合格やAFP研修修了などが必要です。受験前に主催団体の受験案内で要件を確認してください。

勉強時間の目安はどのくらい信用できますか。

当サイトが載せているのは、予備校・通信講座が公表している出典つきの目安だけです。それでも前提知識や学習環境による個人差が大きいため、幅のある参考値として使い、断定的な計画は避けるのが安全です。

出典

  1. ユーキャン「FP技能士の勉強時間の目安」
  2. スタディング「簿記3級の勉強時間」
  3. アガルートアカデミー「中小企業診断士の勉強時間」
  4. ユーキャン「行政書士の勉強時間」
  5. 日本商工会議所「簿記 受験者データ」
  6. 日本FP協会「FP技能検定 試験結果」
  7. きんざい「FP技能検定 試験結果(2025年10月〜2026年2月)」
  8. マンション管理センター「令和7年度マンション管理士試験結果」
  9. 不動産適正取引推進機構「宅建試験の概要」
  10. 厚生労働省「登録販売者試験について」